MITS工法 CMS(Combination Mixing Slurry)システム
セメントスラリーの中圧噴射と特殊攪拌翼併用の地盤改良工法 

技術審査証明書 技術名称:MITS広報 CMSシステム―中圧噴射機械撹拌工法―

国土交通省 NETIS
登録番号 QS-000013-V
(平成24年度 設計比較対象技術)

CMS認定証(財)先端技術センター
先端建設技術・技術審査証明事業
技審証第2301号 平成23年9月20日取得

(審査内容)

  1. 小型で軽量な地盤改良機を使用し、攪拌翼とスラリー 中圧噴射の併用により粘性土、砂質土および有機質土 を代表土質区分とする各地盤において最大改良径1,600㎜ までの改良体を良好な品質で施工が可能な事。
  2. 地盤改良機本体の旋回および腕部(ブームおよびアーム) の稼働により、次の施工が可能であること。
    ①複数本の改良体の施工
    ②改良機から最大9m離れた位置での施工
    ③最大2mの段差施工
  3. 空頭制限7mのもとでの施工が可能であること。
  4. ロッドを継ぎ足すことにより、最大打設長20mの施工が可能であること。

CMSシステムの特徴

CMSシステム施工概要動画

スラリー状セメント系固化材を原位置に添加する際、攪拌翼とスラリー中圧噴射を併用し、強制的に土を改良することにより、円柱状の改良体を造成する工法です。

  1. 攪拌翼と中圧噴射の併用
    攪拌翼を中圧噴射の併用により、ベースマシンの小型化と改良体の径拡大が可能。
  2. 共回り現象の防止
    噴射・攪拌の併用により、改良地盤の共回り現象が発生せず、周辺地盤の変位を抑制。
  3. 改良体の品質向上
    攪拌翼の正転・逆転と中圧噴射攪拌により、改良体の品質がさらに向上。
  4. 攪拌効率の向上
    攪拌効率の向上により、改良時間が短縮し経済性に優れる。
  5. 中深度改良が可能
    中深度の改良体造成に柔軟に対応、かつ低公害施工が可能。
  6. QSJシステムとの併用
    QSJシステムとの併用が可能な為、障害物への対応も可能。

CMSシステム用の特殊攪拌翼

CMSシステム攪拌翼
CMSシステム攪拌翼
CMSシステム噴射状況
CMSシステム噴射状況

攪拌翼の中心部からセメントスラリーを先端部に噴射しながら回転させることで、円柱状の改良体を造成するシステムです。従来より低コスト、短時間での施工が可能です。

セメントスラリーは、ロッドに取付けられた超硬ノズルより攪拌翼端部に装着されている逸走防止板に向けて噴射され、スラリーの逸走防止を図ると共に噴射エネルギーにより攪拌混合効率の向上、及び改良土の流動性向上により、盛上り土の排出促進効果が期待でき、周辺地盤の変位低減を図ることが可能です 。

攪拌翼の逸走防止板

CMSシステムのスラリー噴射を併用するメリット

  • 攪拌混合効率の向上 ― 改良時間の短縮が可能
    スラリー中圧噴射により土粒子を細かく分散することが可能であり、混合効率の向上、改良時間の短縮が図れる。
  • 共回り現象の防止 ― 品質の向上
    高粘性の土質では単軸攪拌翼の回転力のみで切削混合した場合、ロッド付近に切り残した粘土が集まり、攪拌翼が大きな団子状粘土にて覆われるのを防ぐ事が可能。
  • 攪拌トルクの低減 ― 小さい機械で大きな改良径
    スラリー中圧噴射により小型機械の攪拌トルク不足を補助する効果をもたらす事が図れ、大きな改良径の施工が可能。

CMSシステム用の施工手順

CMS システム用の施工手順① CMS システム用の施工手順② CMS システム用の施工手順③ CMS システム用の施工手順④

CMSシステムの仕様

改良対象地盤 粘性土地盤 N値≦10
砂質土地盤 N値≦10
(上記は標準施工時)
改良径 500~1,600mm
最大打設長 23m
スラリー噴射圧力 5~15MPa

CMSシステムの施工機械構成

CMSシステムプラント模式図
CMSシステムプラント模式図
CMSシステムプラント全景
CMSシステムプラント全景

スラリープラント
スラリープラント
特殊グラウトポンプ(CMS75)
特殊グラウトポンプ(CMS75)
地盤改良機
地盤改良機

CMSシステム用の施工写真

CMSシステムの採取コア写真

CMSシステムの採取コア写真

 

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