空撮用マルチコプター(ドローン)の特徴

空撮用マルチコプター(ドローン)の仕様

空撮用マルチコプター(ドローン)の利活用

橋梁

  • 現在の作業では点検品質の確保ができない場合
  • 多径間連続橋で、流速の関係で双眼鏡での目視ができない場合
  • 橋梁幅員が広く、橋梁点検車での点検作業では、定期点検が困難な場合
  • 特殊橋で橋梁点検車による安全な作業が困難な場合

ダム

  • ダムと周辺の変状の把握の為の定期的な点検。
  • 砂防ダム(特に透過型ダム)における堆砂量の把握。
    (砂防ダムでは、ダム位置の決定等において空撮による分析判断が求められている。)

法面

  • 点検作業の安全が確保できない場合
    長大法面の調査
    親綱設置が困難な法面
    交通規制が困難な現場
  • 法面劣化の一要因である堆積物等の調査
    法面小段の排水部堆積物
    定期点検調査

赤外線調査の事例

赤外線サーモグラフィーカメラによる調査では、基本的に赤外線サーモグラフィカメラにより対象物を撮影し、画像を解析することにより異常を診断する方法です。足場等の仮設の必要性もありませんので、短時間での調査を行うことが出来ます。

撮影された赤外線画像から建物の表面温度を検知することが出来ます。劣化箇所は建物全部に比較して何らかの温度変化が見られます。
この温度差が発生している箇所を把握することにより、タイルのはがれ・浮き、漏水などの構造物の異常を調査します。撮影された赤外線画像は、一般的なデジタルカメラにより撮影された可視画像と合成することにより、全体像の把握をすることが出来ます。

三次元写真応用計測システムの活用例

次元写真応用計測システムにて計測を行う際、対象物を2箇所以上から撮影したデータを利用します。撮影は地上からの撮影データならびに、ラジコンヘリ等を用いた上空からの写真も活用できます。

下図のように撮影された2枚の写真から3Dのデータ作成処理を行います。作成した3Dデータから、平面図・横断図等のデータを得る事が出来ます。


マルチコプターから撮影した撮影位置の異なる2枚の写真


撮影写真から3次元データを作成


マルチコプターによる撮影画像


写真から作成したデータ


写真データから作成した3D図面

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