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株式会社 富士建
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環境関連事業
株式会社 富士建
アスベストとはアスベスト処理
アスベスト処理
弊社が使用する石綿飛散防止剤(多硫化カルシウム溶液)とは
硫黄と消石灰から作られるpH11程度のアルカリ性の液体です。多硫化カルシウムという成分で比重は1.1〜1.2程度の赤褐色であり、この液体をアスベストへ噴霧するとアスベスト繊維の内部まで浸透し反応することで、石綿繊維の飛散を抑制することが出来ます。
アスベストの代表的なものには、白石綿(Mg6Si4O6(OH)8)や青石綿(Na2(Fe2+3Fe3+2)Si8O22(OH)2)のように金属を含んだ組成になっています。溶剤を浸透塗布することにより、この金属分と硫黄が反応し繊維を巨大化させます。さらに、析出した硫黄の結晶がアスベストの微細な繊維を包み込むことによる、繊維の巨大化も期待できます。いうならば、化学的な処理と物理的に包み込む処理が同時に行われることになります。
実際に塗布したアスベストを観察すると、塗布前のアスベストは繊維が束になっており外部から力を加えると、繊維がほぐれて飛散しそうな状態であったものが、塗布後では繊維が塊となって存在しており、安定な形になっているのが確認できます。
アスベスト対策について
アスベストは、上記のように非常に微細な繊維の形状をしており、その繊維が空気中に浮遊しこれを吸引することにより健康被害を招きます。このようにアスベスト繊維が飛散しないようにすることがアスベスト対策となります。代表的なアスベスト対策工法として3つがあげられます。


@除去工法
アスベストを剥離除去する方法です。多硫化カルシウム溶液を吹き付けアスベストへ噴霧し、薬液を浸透させ湿潤させます。アスベスト内部まで薬液を浸透させることにより、アスベストを除去する際にアスベスト繊維が飛散することを防ぎます。除去されたアスベストは、ビニール製の袋で2重梱包され特別管理産業廃棄物として処分されます。


A封じ込め工法
アスベストに薬剤を吹き付け固化させる方法です。多硫化カルシウム溶液を吹き付けアスベストへ噴霧し、湿潤させます。多硫化カルシウム溶液が乾燥固化することにより、アスベストの繊維を包み込み繊維が飛散することを防ぎます。アスベストは現況のまま残りますが、繊維が飛散しない状態になってますので健康被害を防ぐことが出来ます。石綿の処分費用が発生しないため除去に比べると低コストな対策となります。しかし、剥離している吹付けアスベストや劣化が進んでいる吹付けアスベストに対しては、処理後のアスベストの脱落等が考えられますので適応不可となります。このような場合には除去することをお勧めします。


B囲い込み工法
アスベストの前面にパネル等を設置することにより、生活空間とアスベストの存在している空間とを隔離し、方法です。



※多硫化カルシウム溶液
   石綿飛散防止剤として建築基準法第37条の規定に基づき国土交通大臣の認定を
   受けております。
        建築材料の名称:無機質系浸透固化形 石綿飛散防止剤
        認定番号 : MAEN−0007号
アスベストの無害化への取り組みについて
今後、建築物の解体等に伴うアスベスト含有建材の大量発生が想定されます。アスベスト廃棄物は人体への影響があり安全に処理することが必要です。アスベストの処分方法は最終処分場への埋立が主流となっていますが、アスベスト含有建材の排出量が増加することが予測出来る中で、処分の滞留、不適正処分等の問題が発生することが懸念されます。その為、新しい方法によるアスベストの処理方法を早急に確立し、適正な処分の円滑化を行うことで健康被害を無くすことを目的とし無害化処理認定制度が創設されました。この無害化処理認定制度では、1500℃以上の高温での溶融処理のみ認められていたものに追加してその他の化学的処理もしくは1500℃以下での溶融処理でも健康や環境への被害が無いと認められた施設について認定されます。

私共が現在取り組んでいる無害化への研究については、多硫化カルシウム溶剤を用いる化学的処理であり、実験レベルでは0.1%以下へと処理することが可能となっています。
通常封じ込め処理や除去の際の湿潤剤として用いられていた多硫化カルシウム溶液ですが、浸透処理した検体を時間経過を追うごとに含有率分析を行ったところ、含有率の低下がみられる傾向が見られました。但し、0.1%以下の含有率になるまでには非常に長い時間が掛かったり、検体によっては含有率の低下は見られるものの0.1%以下にならないもの等がありました。
そこで、短時間での処理を行う為、プラントを設置しプラント内での薬液処理を行うことで安定的に処理をすることが可能となっています。
この多硫化カルシウムによる分解技術の特徴は、常温での処理が可能であるということです。薬剤を添加し、プラント内での混合攪拌することによりアスベストの分解処理が進みますので、発生する熱は摩擦熱程度であり、外部から熱を加えて処理をすることは必要ありません。その為CO2の排出についても溶融処理と比べて非常に少ないものとなっています。このプラント内で処理されたアスベストは繊維状の形状を失っており、構造的にも成分的にも非アスベスト化しています。
この技術を用いての実用化を目指し、現在研究中です。
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